ラブ♡ディスタンス【完】
びしょ濡れだけど

そんなのこの際どーでもよくて。

ただただ怖くて

目の前の志樹君に抱きついた。




志樹君はしっかり私を受け止めて


「大丈夫」


と肩を抱いてくれた。



「走るよ? 家、すぐそこだから」


『うん...』


と、半泣きで答える。
< 48 / 161 >

この作品をシェア

pagetop