幼馴染の涼くんは素直に好きって言えない
「寂しいよぉー。これからお昼ごはん、私1人なのかなっ……絶対彼氏と食べたいに決まってるよね。わかるよ、わかる……」


私がいじけていると。


「じゃあ、俺が一緒にいてやるよ」


え? 今、なんて?


『俺がいつまでも波瑠の隣りにいてやるよ』
※波瑠の涼くんキラキラビジョン。


「ほ、ほんとに!?」

「おい、なんでそんなキラキラした顔してんだよ、離れろ」


腕にしがみつく私を引き剥がし、涼くんは歩き続ける。


キラキラしてるのは、涼くんの方なのに!
もうっ……。
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