仮面夫婦は今夜も溺愛を刻み合う~御曹司は新妻への欲情を抑えない~
「それでは、本日のお打ち合わせはこのぐらいにいたしましょうか。また月末頃にご連絡いたしますので、その際に来月のご予定をお聞かせいただければと思います」
「それなら今すぐに出せますよ。土曜日でしたら来月はいつでも大丈夫――あっ、でも望月さんはお休みですよね……?」
「大丈夫ですよ。ご都合のいい日に合わせますので」
特になにもなければ私の休みは一般的な休日と同じ土日になる。でも、どうしても結婚式の打ち合わせは土日に行われることが多い。そういうときは事前に別の日へ休日を振り替えていた。
「では……十六日はいかがでしょう?」
「十六日ですね、十六日……」
「私もメモしておくね。あなた、忘れっぽいから」
「さ、さすがに結婚式の打ち合わせの日は忘れないよ……」
「それなら今すぐに出せますよ。土曜日でしたら来月はいつでも大丈夫――あっ、でも望月さんはお休みですよね……?」
「大丈夫ですよ。ご都合のいい日に合わせますので」
特になにもなければ私の休みは一般的な休日と同じ土日になる。でも、どうしても結婚式の打ち合わせは土日に行われることが多い。そういうときは事前に別の日へ休日を振り替えていた。
「では……十六日はいかがでしょう?」
「十六日ですね、十六日……」
「私もメモしておくね。あなた、忘れっぽいから」
「さ、さすがに結婚式の打ち合わせの日は忘れないよ……」