仮面夫婦は今夜も溺愛を刻み合う~御曹司は新妻への欲情を抑えない~
以前までなら遅くても次の日には来ていた返事が、もう数日経っても来ていない。
(うまくいったんだと思いたいけど……。あんな相談をしちゃったから気まずく思ってるとか……?)
三度目の信号に引っかかり、足を止める。
どうなったか気になる以上に、せっかく出会えた趣味友とここで自然消滅したくなかった。
(私ももう少し自分のことを話してみたらどうだろう? 同じ悩みを持ってるんですよって)
思い立ってすぐ文面を作る。サキさんのことを考え、何度も消しては書き直した。
『この間はどうでしたか? うまく喜んでもらえていたらいいんですが……。実は同じことで悩んでいたので、勝手に親近感を覚えてしまって。結婚生活って難しいですよね』
(これで大丈夫……だといいけど……)
一抹の不安を覚えながら送信する。
(うまくいったんだと思いたいけど……。あんな相談をしちゃったから気まずく思ってるとか……?)
三度目の信号に引っかかり、足を止める。
どうなったか気になる以上に、せっかく出会えた趣味友とここで自然消滅したくなかった。
(私ももう少し自分のことを話してみたらどうだろう? 同じ悩みを持ってるんですよって)
思い立ってすぐ文面を作る。サキさんのことを考え、何度も消しては書き直した。
『この間はどうでしたか? うまく喜んでもらえていたらいいんですが……。実は同じことで悩んでいたので、勝手に親近感を覚えてしまって。結婚生活って難しいですよね』
(これで大丈夫……だといいけど……)
一抹の不安を覚えながら送信する。