仮面夫婦は今夜も溺愛を刻み合う~御曹司は新妻への欲情を抑えない~
しばらくそうしていると、ふっと唇が離れた。私と和孝さんの唇をつうっと唾液が伝っていく。ひどく艶めかしい光景に自然と息を呑んでしまっていた。
「あんまりそこで動かれると、俺もきついんだよな」
「どういう――」
意味だ、と聞きかけて気付く。
和孝さんにぐりぐりと押し付けられた場所は、存在を主張するように平常時とは違う形をしていた。
「責任、取ってくれるか?」
「私が悪い……?」
「うん、紗枝さんが悪い」
開いた足の付け根に当たるそれが、先ほどとは違う意味で私を高ぶらせる。
「じゃあ……責任、取る」
私もこのあとの展開を望んでいるのだと告げるように和孝さんへもう一度キスをし、抱き締めて首筋へ顔を埋める。
「あんまりそこで動かれると、俺もきついんだよな」
「どういう――」
意味だ、と聞きかけて気付く。
和孝さんにぐりぐりと押し付けられた場所は、存在を主張するように平常時とは違う形をしていた。
「責任、取ってくれるか?」
「私が悪い……?」
「うん、紗枝さんが悪い」
開いた足の付け根に当たるそれが、先ほどとは違う意味で私を高ぶらせる。
「じゃあ……責任、取る」
私もこのあとの展開を望んでいるのだと告げるように和孝さんへもう一度キスをし、抱き締めて首筋へ顔を埋める。