僕は君に嫌われている。
お昼休みにて
ひなちゃんは世界一優しい。



僕が教科書を忘れると、呆れ顔をするけれど、必ず見せてくれるし、


僕が体育で転んで怪我をした時には、とても心配してくれた。




「ひなちゃんって女神なの?」

「ちょっ、変なこと大きな声で言わないでよ!」



ひなちゃんがキョロキョロと周りを見ながら焦り出す。


焦ってるひなちゃんも可愛いな。



とか思ってたら、「次変なこと言ったら口聞かないからね」と言われた。



本心なんだけどな。
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