星空ラブソング

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翌日、自習室に行く前に1限目の授業が私を待ち構えていた。

1週間に一度やってくる1限目は、朝が早くて憂鬱だったはずなのに今日は違って待ち遠しさまで感じていた。

それは授業中も一緒で、情報の授業で扱う苦手なExcel関数の演習もスッと受け入れられて出来てしまった。

たとえ苦手なことがあったとしても、その先に楽しみが待っていると思うとこんなにも頑張れるものなんだ。

授業終了後、私は弾む気持ちのまま10階に向かった。

時計をみたら11時になるまでまだ10分ほどある。

まだ誰の気配もない消灯されている自習室のそっと扉を開けて中に入った。