星空ラブソング
「あたし、3限終わったらバイトまで少し時間あるから、散歩付き合ってよ」
「私も今日は3限までだし、時間は大丈夫だけど・・・」
「じゃあ決まり。今後の作戦をたてよ!」
涼花は、ニヤッと笑った。
授業中、さっきの竹田さんとの挨拶シーンを何度も思い出してしまった。
気持ちが終始落ち着かず、授業に集中するどころではなかった。
そうして長い90分の授業を終え、涼花と合流して大学の外に出た。
一本裏道を歩こうということになった。
急に涼花が「あ!」と一声あげて足を止めるから、私もつられるようにして止まった。
涼花が黙って指さしてる方を見ると、細い裏道の端っこで竹田さんが誰かと電話で話している姿が目に映った。
見たこともない柔らかい表情で何度か頷いている。
「誰と電話してんのかな?」
涼花が私にぐいっと体を寄せてきて、小さな声でささやくように言った。
「私も今日は3限までだし、時間は大丈夫だけど・・・」
「じゃあ決まり。今後の作戦をたてよ!」
涼花は、ニヤッと笑った。
授業中、さっきの竹田さんとの挨拶シーンを何度も思い出してしまった。
気持ちが終始落ち着かず、授業に集中するどころではなかった。
そうして長い90分の授業を終え、涼花と合流して大学の外に出た。
一本裏道を歩こうということになった。
急に涼花が「あ!」と一声あげて足を止めるから、私もつられるようにして止まった。
涼花が黙って指さしてる方を見ると、細い裏道の端っこで竹田さんが誰かと電話で話している姿が目に映った。
見たこともない柔らかい表情で何度か頷いている。
「誰と電話してんのかな?」
涼花が私にぐいっと体を寄せてきて、小さな声でささやくように言った。