星空ラブソング
今週も木曜日がやってきた。
私は、竹田さんと会うことを避けているかように11時過ぎてから自習室に向かった。
あれからまだ1週間だけど、このまま顔を合わせない方が、気持ちの整理がつくような気がしていた。
今週の火曜日は、卒論指導がお休みだったから窓口には行っていないし、学内でも会っていなかった。
私が到着した11時30分頃には、自習室には既に3人の利用者が来ていたけれど、まだパソコンが入った引き出しは、開錠されていないままだった。
この感じからしてこれから誰か職員がくるに違いない。
一度荷物を置いて、お手洗いに行こうとドアを出た時だった。
目の前の廊下を真っすぐにこちらに向かってきている竹田さんと目が合った。
こうして姿を見てしまったら、きつくかけていた気持ちの鍵が、簡単に壊れてしまうことは、頭のどこかで分かっていた。だから顔を合わせるのが怖かった。
だけど本当はずっと、ずっと会いたかった。
矛盾していることは、自分が一番よくわかってる。
日数にするとたった7日会っていなかっただけなのに、こんなにも懐かしくて優しい感情になるのはどうしてだろう。
私は、竹田さんと会うことを避けているかように11時過ぎてから自習室に向かった。
あれからまだ1週間だけど、このまま顔を合わせない方が、気持ちの整理がつくような気がしていた。
今週の火曜日は、卒論指導がお休みだったから窓口には行っていないし、学内でも会っていなかった。
私が到着した11時30分頃には、自習室には既に3人の利用者が来ていたけれど、まだパソコンが入った引き出しは、開錠されていないままだった。
この感じからしてこれから誰か職員がくるに違いない。
一度荷物を置いて、お手洗いに行こうとドアを出た時だった。
目の前の廊下を真っすぐにこちらに向かってきている竹田さんと目が合った。
こうして姿を見てしまったら、きつくかけていた気持ちの鍵が、簡単に壊れてしまうことは、頭のどこかで分かっていた。だから顔を合わせるのが怖かった。
だけど本当はずっと、ずっと会いたかった。
矛盾していることは、自分が一番よくわかってる。
日数にするとたった7日会っていなかっただけなのに、こんなにも懐かしくて優しい感情になるのはどうしてだろう。