tomorrow’s shine
「…そんなの…無理に決まってんだろ?お前は…昔から…織さんと親父さんがいないと…ダメだった。…誰かがいないと…奈緒は…いつつぶれるかわかんねぇから…俺は一緒にいる…でもお前は…影でずっと一緒にいてくれた…直人がいないと…ひとりぼっちなんだよな…?…気付いてんだろ…直人が好きだって…」
見透かされてた。あたしのキモチを…
本当は、恭平と藍さんが店に手をつないで入ってきた時…慰めてくれた時から、直人が気になっていた。
あたしの隣には、直人がいないとダメになってた。
「…でももう…無理だよ…直人は……あたしの事……迷惑がって…」
「…あいつはきっと…お前が織さんの死を受け入れられるように、わざときつい言葉を言ったんだよッ!昔から…そんな不器用な奴だったろ?お前慰める時も…そうだったろ…」