tomorrow’s shine
「お待たせしました。カルボナーラです」
今あたしは、レストランで働いている。
あの日からもう…しばらく…経っていた
「赤城さん、お電話よ〜」
「はい」
電話?
「もしもし…」
《…あ、やっほー…とか言ってみたりした〜!…元気?わりぃな、突然》
「…直人…?」
《おぅ、…あの日から…5ヶ月だけど、元気か?…明日お前…誕生日だろ〜?3月18日。》
「…あ〜!忘れてた…」
《ぶっ!忘れてんなよばーか!とにかく、おめでとう。もう十九歳だな〜…いや、やっと、か〜!》