tomorrow’s shine
「で、話って?」
「…や…話すこと話して…言うよ。それより奈緒、髪のびたなー」
「え?…そういえば…まったく切ってない…かも」
「でも、そっちのが…全然いいよ」
恭平はジュースを入れてくれた
「ありがと…あと…あたしも話が…あるの、」
「んー?」
「…恭平の言うとおり…言って楽になりたいだけかもしれない…だけど…本当だから。あたし…あたしね…前に恭平は、直人が好きなんだろって言ったでしょ?でもずっと…二人共大好きだったから。…どっちか、なんて決められなかった…だけど…よく考えれば……あたしが好きなのは…恭平だって分かった。」