tomorrow’s shine
「…〜なんか今の…むかつく!」
あたしは恭平に頼もうとした、その時
「わぁっ!」
後ろに階段があったことに気付かなくて、階段を転び落ちた。
「…いった〜…」
ついてない日…
「…足腫れてるじゃん。ちょっとヤバいかも…」
紫色に綺麗に腫れていた。
あたしは立ち上がると
激痛が足に響く。
「奈緒、ごめん!遅くなった!」
「あ、恭平!よかったらこれ運んでくれない?」
あたしはその時ジャージだったので、足をうまく隠した。
「…奈緒…なんか手伝うよ、やっぱ」
中から直人が出てきた