tomorrow’s shine




「…〜なんか今の…むかつく!」


あたしは恭平に頼もうとした、その時 


「わぁっ!」


後ろに階段があったことに気付かなくて、階段を転び落ちた。



「…いった〜…」


ついてない日…


「…足腫れてるじゃん。ちょっとヤバいかも…」


紫色に綺麗に腫れていた。
あたしは立ち上がると 

激痛が足に響く。





「奈緒、ごめん!遅くなった!」


「あ、恭平!よかったらこれ運んでくれない?」



あたしはその時ジャージだったので、足をうまく隠した。



「…奈緒…なんか手伝うよ、やっぱ」


中から直人が出てきた 





< 62 / 85 >

この作品をシェア

pagetop