そろそろきみは、蹴られてくれ。
渡してくれて、受け取って。
「ありがとう」
これを読んで、ルールを覚える。がんばる。
体の動きとルールとを同時に覚えることは、できないかもしれないけれど──ひとまずは、見て、応援できるレベルにまでしたい。
ゲームを見ても、かっこいいなってこと、点をとったことしかわからない……なんて、寂しいし、だいぶ楽しさが減ってしまうだろうし。
ちゃんと応援して、届けたい、し……。
うっ、かっこいいのは大前提としてしまった。
そうっちゃそうだけど、それがはっきりわかると、ちょっとだいぶ恥ずかしい。