そろそろきみは、蹴られてくれ。


でも。


そうやって考えるのも、今日でおしまいにするね。


すき。


この気持ちは、さらにさらに重なっていくはずで。


ぜんぶぜんぶ。


心の中を見せてもいいくらい、あげちゃったっていいくらい、すきが膨らんでいて。


いまこの状態なんだもん。未来にはどれだけ積もっているかわからない。


先のことなんて、ぜんぜん何もわかんない。それでも、きっと、ふたりでなら理解不能なことも理解していけるから。


すきが積もりすぎてしまったら、次は愛に変えようか。それとも、ふたりでどんどん食べて、思い出を語ってわらおうか。

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