どうして・・
···全てを父達に背負わせて
両家と式場の人と話して
出席して頂いていた皆さんには、
理由を説明して
お詫びをして帰ってもらった。
彩羽の会社の皆は、
彩羽を気遣い心配しながら
帰って行ったと話してくれた。
新の会社の方々は、
責任を感じていたらしい
両家の親族は、言い合いに
なったりして大変だったみたい。
だけど、新のお父さんが
全ては新の責任だから
と、両家の親戚に伝えて
式のキャンセルも全て
新のお父さんが行ったと。
ご祝儀は、
父と新のお父さんが
一人、一人に
頭を下げてお詫びして
お返しをしたと。
何もかも父達に任せてしまって
本当に申し訳なく思い
改めて父と母に謝った。
課長がかなり心配していて
出社は私に一任すると
言ってくれたらしい
課長らしく、ありがたかった。
だが、皆にも自分の口から
お詫びをしたかったので
早めに出社をする。