どうして・・
···馬鹿な欲望
あの時、美春の話を聞くしかないと····
だが、美春に甘えれると
直ぐに大学時代に引き戻された。
彩羽の事も好きだった。
真剣に愛していた。
だが···
もう一度、俺の腕の中に
戻ってきた美春を
手放せなかった。
親から売られ
買われた旦那にDVされて
やっとできた子供を
蹴られて流産させられたの
泣きながら話す美春を
放置出来なかった。
彩羽には、きちんと話せばわかって
貰えると思っていた。
美春は、彩羽の友達でもあるから····と。
だが、少しでも俺が離れようとすると
死ぬ·····だの
新まで捨てるなら···いっそ殺して
と、言う美春から離れられずに
ラブホテルやらシティホテルを
転々と泊まりあるいた。
その間、
もちろん、会社にも行けなかった。
常に怯える美春を
朝から晩まで抱いた。
身体を繋げていれば
美春は安心して眠る
目が覚めると身体を求めてきた。
俺の知り抜いた身体だ。
俺も快楽に濱って行った。
「ああん···あら···たっ···」
「ん···はぁっ···み···はるっ··みはる···」
幾度も腰を打ち付けては果てる。
繋がったまま、朝を迎えて
そのまま、突き上げて
果てることもあった。
もう、今が何曜日で
今日が何日かかもわからなくなっていた。