どうして・・
じゅうきゅう
···ドイツへ
理恵も合流して
ドイツへと帰る日
高田さんや理恵の両親と
奥菜先生、一華さん
千亜季さんもお見送りをしてくれた。
私の両親と律の両親は、
また、直ぐに会えるからと
控えてくれた。
チーロやグレースも
日本を満喫して
すっかり日本好きとなっていた。
奥菜先生の事務所でお会いした時に
ガーデニングを
千亜季さんに依頼をしたいと
ご主人である翼さんへ
話しもしている。
千亜季さんを溺愛している
翼さんは、難色を示したが
千亜季さんのやる気に圧されていた。
グローバルハウスを通す事になるが、
問題ないと千亜季さんは言った。
それか母は、会社勤めではないから
母に依頼して私が参加するでも
構わないと。
千亜季さんは、和も洋も手掛けるが
お母さんは、和のみの方だ。
ドイツの職人さんも素晴らしいが
千亜季さんは、粋を越えている。
一緒に仕事が出来ることが
楽しみである。
今日、先生と一華さんの息子さんは、
一華さんのお母様が
千亜季さんのお子さんと一緒に
見ているとのこと。
先日会うことが出来た、結翔君
とても利発的で
お母さんに優しく
お父さん大好きのようだった。
私と律にも
そんな子供ができる事を祈るのみ。
この日、またの再会を約束して
私達は、ドイツへと発った。