どうして・・
···もう、無理
彩羽は、夜中まで目を覚まさず
どれだけ緊張させたのかと
律は、心配だった。
律が、そっとキスをすると
彩羽は、重たげに目蓋をあけて
律をボォッと見て微笑んだ。
律は、その愛らしい顔と
グリーングレーの瞳に
吸い寄せられるように
口づけをして
彩羽を抱いた。
「彩羽、もう今日から解禁だよ。」
と、言うと
彩羽の奥底に自身を打ち付け
「····んんっ····ふ····ぅん····」
「いろ···はっ···あい··してっ···る···」
何度も彩羽の名前を呼ぶ律に
必死でついていき
一緒に果てる。
律は、そのまま
シャワー室に彩羽を運んで
二人でシャワーを浴びながら
律が入ってきて
突き上げられると
膝がガクンと崩れそうになるのを
律に抱き止められて
律の思い通りにだかれ····
身体を拭かれて
バスタオルで包まれたまま
ベッドへ運ばれて
またまた、律に抱かれた
「···りつ···もぅ····むっ···り····」
「まだ···だよっ···俺を···受けとめて····」
律に深く浅くつかれて
意識を飛ばしてしまった。
目を覚ますと
お腹が空いたなと感じたが····
「もぅ、律····」
律は、私の中にいれたまま
寝息をたてていた。
どんだけ体力あるやら
と思いながら
身体を少しずつずらしていると
胸先を弾かれて
「やっ····んっ···」
さんざん今まで抱かれていたからか
敏感になっていた身体を
律が後ろから突き上げて
いかされて
身体はぐったり······
律は、
「ごめん。ごめん。」
と、言いながら
元気に動いてルームサービスへと
連絡したり、食べられるように
彩羽にガウンを羽織らせたりしてくれた。
二人で食事を取りながら
彩羽は、本当に幸せだった。
律は、そんな彩羽を見て
自分自身も幸せを噛み締めていた。