お前がいれば、それでいい
ッ!!
やめて、ごめんなさい。何でもするから·····
まだ口が音を奏でていたあの頃
突然やってきた幸せの崩壊
しばらくして、声が出なくなり。
しばらくして、感情が出なくなり
それでも残った感情が、辛くなった
無心になろうと思っても、僅かな感情が体を支配する
辛い、悲しい、苦しい。
そんな感情だけが脳内を駆け巡る
無心の方がどれだけ楽だっただろうか
でも、その分自分が自分じゃ無くなるんじゃないか
2つの選択肢が、交互に思い浮かべられた