お前を手に入れる〜御曹司の悲痛な叫び
第四章 外科医の兄貴
鷹見総合病院外科医の鷹見真斗、俺の兄貴だ。
何故苗字が違うかって?兄貴の嫁さんは鷹見総合病院院長の娘である。
つまり婿養子の為、兄貴は鷹見になった。
そして、俺は目黒コーポレーション次期社長の役割を押し付けられた。
俺が兄貴に敵意を剥き出しにしている理由は他にもある。
それは後ほど語るとして、それより今、目の前の現実に俺の不安は集中した。
兄貴は超が付くほどのプレイボーイである。
その兄貴がつばさをじっと見つめている。
「兄貴、つばさに手を出したら殺すからな」
「へえ〜それほど大事な女性か、でもつばささんが俺を好きになったら、諦めろよ」
兄貴はじっとつばさに熱い視線を送っている。
「つばさ、俺の側に来い」
「ふ〜っ、首輪でも付けておくんだな」
兄貴は病室から出て行った。
「つばさ、兄貴には気をつけろ、わかったな」
「はい」
俺はつばさが心配で仕方なかった。
兄貴は欲しいと思ったものは必ず手に入れる、たとえ俺の大事な人でも・・・
何故苗字が違うかって?兄貴の嫁さんは鷹見総合病院院長の娘である。
つまり婿養子の為、兄貴は鷹見になった。
そして、俺は目黒コーポレーション次期社長の役割を押し付けられた。
俺が兄貴に敵意を剥き出しにしている理由は他にもある。
それは後ほど語るとして、それより今、目の前の現実に俺の不安は集中した。
兄貴は超が付くほどのプレイボーイである。
その兄貴がつばさをじっと見つめている。
「兄貴、つばさに手を出したら殺すからな」
「へえ〜それほど大事な女性か、でもつばささんが俺を好きになったら、諦めろよ」
兄貴はじっとつばさに熱い視線を送っている。
「つばさ、俺の側に来い」
「ふ〜っ、首輪でも付けておくんだな」
兄貴は病室から出て行った。
「つばさ、兄貴には気をつけろ、わかったな」
「はい」
俺はつばさが心配で仕方なかった。
兄貴は欲しいと思ったものは必ず手に入れる、たとえ俺の大事な人でも・・・