不埒な旦那様に愛されて~婚約した相手はラスボス級の権力を持つ冷たい旦那さまでした。
美奈が戸惑えば彰が立ち止まると
「美奈、もう一度、質問だ」
そう言われて美奈が怯えれば
「ここで犯されたくはないよね? 素直に答えろ」
そう言われて美奈が
「2・2536よ」
そう叫べば彰がクスリと笑った。

美奈がへろへろっとその体がずるずるっと地面に座り込めば
「ご苦労様」
そう言いながら美奈に微笑むと何故か美奈の友達画面を美奈に見せたので首をかしげると
「見てごらん、美奈」
そう言われて美奈が恐る恐るを俯いていた顔を上げた。

そこには、友達欄のチェックが一人分消えていて……。
その分、その右側の欄にチェックが入っている。

そして、そこは、婚約者の欄だった……。

美奈が戸惑えば
「金を戻したのは、失敗などしてはいないから、お前のスマホを弄りたかったのは、これの為……でっ、最後にお前だけど」
そう言いながら美奈の顎に手を添えるとおもむろに持ち上げた。

結果見上げる形になった美奈が戸惑えば……。

「最初に断っておくが、俺は普通の愛し方じゃ、満足できないって事と、かなり独占欲が強いって事、それとは別に、お前の事はとても大切にしたいと思ったって事と……処女にしておくのは惜しいからな? ちゃんとお付き合いをして、いろいろっと教えこんでやりたくなったんだよ、それだけ、お前が可愛いって事だな?」
そう言われて美奈は涙を流した。

「で、そう言った上でだ、お前の意見が聞きたいわけよ、美奈、俺と婚約する気は無いか?」
そう問われて美奈が俯くと
「おっと、最後にもう一つ、断った場合は、認めるまで、俺のマンションに閉じ込め、その考えを時間をかけてゆっくりと、改めるまで、愛でてやるからな」
そう言われて美奈に微笑むと耳元で
「好きな方を選びなさい、まぁ、どちらを取ってもお前の行き先は変わらない、ok貰っても貰われなくてもお前は俺にお持ち帰りされちゃうのだからな? さっ、どちらを取る?」
美奈が戸惑えば
「なんだ、初めてで、どう答えていいのかわからないのか?」
美奈に微笑むと彰が美奈の耳の後ろを舐め始めた。

「あっっっっっ」
喘ぎ声に近い初めての声に美奈自身も戸惑えば彰が
「声は抑えなくていい、そのまま感じろ」
そう言われながら美奈の両胸を優しく両手で揉みながら耳の後ろを舐められれば
美奈は声を我慢するなんて状態ではなくなった。

「や、こんなところで、ヤダよ」
そう泣き言を言えば彰が
「ここじゃ無ければいいと?」
その問いかけに美奈は何度も止めて欲しくて何度も頷いた。

「ふーん、なら、ここ以外なら、何をされても例えどんな扱いを受けても、文句は無いな?」
そう問われて美奈が戸惑えば
「なら、少し早いが、俺のお気に入りの所で、遊んでやるよ」
そう言われて美奈が嫌がれば
「先に言っとくが俺はお前の気持ちを聞くまで責める手を止めるつもりはないんだよ、場所を変えたいと言った、その意思は尊重してやるが、今、お前の意見を聞くのはそれくらいだな」
そう言いながら美奈の体を抱き上げるとそのまま歩きだした。

「やだ、許して、彰さん、こんなの望んで無いよ」
そう言えば彰が美奈を見つめると
「お前に待つのは、その甘い喘ぎ声と、俺への返答のみだよ、それ以外の他の口答えは、許さない、俺はね、美奈、お前に、従順で淫乱な婚約者に成って欲しいんだよ、その為の費用に、金を惜しむつもりはないんだよ」
そう言われて美奈は絶句した顔をする。

大変な人に、貰われてしまったのではと思うと何とか彰の腕の中から降りようともがいた。
< 4 / 5 >

この作品をシェア

pagetop