契約ウエディング~氷の御曹司は代役花嫁に恋の病を煩う~
「まぁ、秘書は警察に任せておけばいい。娘さんも無事に戻ったのなら、万々歳ですね…良かったじゃないですか…」
「娘も猛反省しています・・・親子共々…社長にご迷惑お掛けしたコトは深くお詫び申し上げます」
「反省はいいし…詫びる必要もない…」
「ですが…互いにビジネスパートナー…できれば、娘は長谷川社長と結婚したいと申しております」
「…俺には妻が居ます」
俺は強い口調で返した。
「妻と言っても…彼女は亜優の代行でしょ?妊娠もされていないと松下さんから訊いております。松下さんは今の奥様は長谷川家に相応しい家柄とか言い難いとか」
「充子叔母様の差し金ですか…」
俺は嘆息した。
「俺はココロから妻を愛しています。大体、秘書と恋仲になって駆け落ちしたのに、騙され、捨てられたからって…俺とよりを戻したいと言うのは虫が良すぎる。不愉快だ!!帰ってくれ!!」
「長谷川社長!!?」
「社長、コーヒーを…」
「淡路、お前が飲めっ!!」
俺は二人を社長室から追い出した。
「娘も猛反省しています・・・親子共々…社長にご迷惑お掛けしたコトは深くお詫び申し上げます」
「反省はいいし…詫びる必要もない…」
「ですが…互いにビジネスパートナー…できれば、娘は長谷川社長と結婚したいと申しております」
「…俺には妻が居ます」
俺は強い口調で返した。
「妻と言っても…彼女は亜優の代行でしょ?妊娠もされていないと松下さんから訊いております。松下さんは今の奥様は長谷川家に相応しい家柄とか言い難いとか」
「充子叔母様の差し金ですか…」
俺は嘆息した。
「俺はココロから妻を愛しています。大体、秘書と恋仲になって駆け落ちしたのに、騙され、捨てられたからって…俺とよりを戻したいと言うのは虫が良すぎる。不愉快だ!!帰ってくれ!!」
「長谷川社長!!?」
「社長、コーヒーを…」
「淡路、お前が飲めっ!!」
俺は二人を社長室から追い出した。