契約ウエディング~氷の御曹司は代役花嫁に恋の病を煩う~
二度目の夜
「ウチのパンよね…」
「はい…『ひなたぼっこ』のパンです…俊吾様のリクエストです…」
夕食は『ひなたぼっこ』のパンの食べ放題。
「あんぱん凄く多くない?」
「それも俊吾様のリクエストです…」
「黒崎さんも疲れていたのね…」
「いえ・・・」
私は一番好きなメロンパンに最初に食べる。
その間、黒崎さんは私にカフェラテを淹れてくれた。それもハートマークのラテ付き。
「これって…」
「ハートです」
「…昨日の夜は俊吾様とその…」
「あ・・・うん」
俊吾にはかなり気を遣わせた褥にはなったけど。
「俊吾様となら、上手くいけますか?」
「うん…」
でも、俊吾以外の男性は無理かもしれない。
「何があっても、俊吾様は貴方を守ってくれますよ。この黒崎だって…杏南様をお守りします」
「ありがとう…」
黒崎さんの俊吾に対する忠誠心は完璧だった。
「浩平兄が…黒崎さんには女性の話が全く出て来ないって言ってたけど…」
「執事の仕事が忙し過ぎて…彼女は・・・お二人の仲が落ち着けば…作ります」
「そう?」
「はい」
「はい…『ひなたぼっこ』のパンです…俊吾様のリクエストです…」
夕食は『ひなたぼっこ』のパンの食べ放題。
「あんぱん凄く多くない?」
「それも俊吾様のリクエストです…」
「黒崎さんも疲れていたのね…」
「いえ・・・」
私は一番好きなメロンパンに最初に食べる。
その間、黒崎さんは私にカフェラテを淹れてくれた。それもハートマークのラテ付き。
「これって…」
「ハートです」
「…昨日の夜は俊吾様とその…」
「あ・・・うん」
俊吾にはかなり気を遣わせた褥にはなったけど。
「俊吾様となら、上手くいけますか?」
「うん…」
でも、俊吾以外の男性は無理かもしれない。
「何があっても、俊吾様は貴方を守ってくれますよ。この黒崎だって…杏南様をお守りします」
「ありがとう…」
黒崎さんの俊吾に対する忠誠心は完璧だった。
「浩平兄が…黒崎さんには女性の話が全く出て来ないって言ってたけど…」
「執事の仕事が忙し過ぎて…彼女は・・・お二人の仲が落ち着けば…作ります」
「そう?」
「はい」