契約ウエディング~氷の御曹司は代役花嫁に恋の病を煩う~
私は会社を休み、俊吾に付き添った。
「社長、ノートパソコンとタブレットです…来週の本社への出張がどうされますか?」
「予定通り行く…その旨で手配をしてくれ」
「承知しました」
「出張?」
「あ…本社のニューヨークに一週間程出張する…悪いけど…遊びじゃないから…君は同行させられない」
「分かってます・・・」
「でも・・・来週は確か・・・俊吾の誕生日が…」
「そっか…誕生日は別々に過ごすコトになるのか…」
「AIに言われた三十一歳までに子作りは…達成できなかったな…」
「でも・・・努力はしたじゃない」
「そうだな…寝る間も惜しんで、君を抱いていたから…倒れたのかな?」
「・・・私が悪いの?」
「かもしれない…君の欲求が激しいから…」
「俊吾!?」
淡路さんが頬を染め、咳払いして、私達の会話に水を差す。
「淡路、居たんだな…もう帰っていいよ…」
「言われなくても帰ります・・・新婚さんはこれだから…困ります」
「お前だって奥さんと新婚時代あったんだろ?」
「ありましたよ…当たり前です…」
「淡路さんって…ご結婚されているんですね…」
「もうすぐ、子供が生まれるんだ・・・なぁ?淡路」
「はい、まぁ…ウチのコトよりも、社長、無理はしないでくださいね…」
「分かってる。サンキュー淡路」
「社長、ノートパソコンとタブレットです…来週の本社への出張がどうされますか?」
「予定通り行く…その旨で手配をしてくれ」
「承知しました」
「出張?」
「あ…本社のニューヨークに一週間程出張する…悪いけど…遊びじゃないから…君は同行させられない」
「分かってます・・・」
「でも・・・来週は確か・・・俊吾の誕生日が…」
「そっか…誕生日は別々に過ごすコトになるのか…」
「AIに言われた三十一歳までに子作りは…達成できなかったな…」
「でも・・・努力はしたじゃない」
「そうだな…寝る間も惜しんで、君を抱いていたから…倒れたのかな?」
「・・・私が悪いの?」
「かもしれない…君の欲求が激しいから…」
「俊吾!?」
淡路さんが頬を染め、咳払いして、私達の会話に水を差す。
「淡路、居たんだな…もう帰っていいよ…」
「言われなくても帰ります・・・新婚さんはこれだから…困ります」
「お前だって奥さんと新婚時代あったんだろ?」
「ありましたよ…当たり前です…」
「淡路さんって…ご結婚されているんですね…」
「もうすぐ、子供が生まれるんだ・・・なぁ?淡路」
「はい、まぁ…ウチのコトよりも、社長、無理はしないでくださいね…」
「分かってる。サンキュー淡路」