契約ウエディング~氷の御曹司は代役花嫁に恋の病を煩う~
三日後、俊吾は退院して部屋に戻り、来週の出張準備に取り掛かった。
「俊吾の誕生日はリモートでお祝いしますからね…」
「楽しみに待ってるよ…杏南」
「でも・・・俊吾の希望通り、妊娠は出来なったけど…私達…子宝に恵まれないのかな?」
「さぁな…でも・・・まだ・・・俺は三十歳だ…諦めるのはまだ早いぞ」
「えっ?」
俊吾はキャスターに荷物の詰め込みを終えると、私の腰に手を伸ばして抱き寄せて来る。
そして、フワリと優しい笑みを浮かべ、キスを落とす。
「俺は最後まで諦めない性格なんだ…杏南」
「でも・・・病み上がりよ…俊吾」
「病み上がりの方が切羽詰まってて…妊娠の確率が格段上がるかもしれない」
「何を根拠に??」
「男性は命の危機に瀕した時、子孫を残そうと性欲が高まるらしいよ…杏南」
「えっ?そうなの?」
「そう言うコトで…」
「俊吾の誕生日はリモートでお祝いしますからね…」
「楽しみに待ってるよ…杏南」
「でも・・・俊吾の希望通り、妊娠は出来なったけど…私達…子宝に恵まれないのかな?」
「さぁな…でも・・・まだ・・・俺は三十歳だ…諦めるのはまだ早いぞ」
「えっ?」
俊吾はキャスターに荷物の詰め込みを終えると、私の腰に手を伸ばして抱き寄せて来る。
そして、フワリと優しい笑みを浮かべ、キスを落とす。
「俺は最後まで諦めない性格なんだ…杏南」
「でも・・・病み上がりよ…俊吾」
「病み上がりの方が切羽詰まってて…妊娠の確率が格段上がるかもしれない」
「何を根拠に??」
「男性は命の危機に瀕した時、子孫を残そうと性欲が高まるらしいよ…杏南」
「えっ?そうなの?」
「そう言うコトで…」