契約ウエディング~氷の御曹司は代役花嫁に恋の病を煩う~
フカフカの枕に布団、ベットのスプリングも程よい感じ。
高級ホテルのベットは寝心地抜群で、このままずっと眠っていたいと思わせる。人を怠け者しちゃうダメなベットだ。
「!?」
カラダが金縛りにあったかのように身動きが取れない。
目を覚ますとシャープな顎のラインが見え、長い睫毛が色っぽい影を落としていた。
俊吾さんの両腕がガッチリと私のカラダを抱き締めていた。
「俊吾さん!?」
私はカラダを捩り、必死に藻掻いて眠る彼を起こした。
「もう少し甘い声で呼べよな・・・杏南」
彼は瞳を開いて、至近距離で私を見つめる。
「何で…ベットに居るの?」
「・・・さあっ、何でだろうな…」
俊吾さんはカラダを起こしてサイドテーブルのiPhoneをスライドさせ、時間を確かめた。
「六時二分か…」
開けたバスローブの襟元から覗く筋肉質な胸板。
細身のスーツを着ている割には程よい筋肉質な体格かもしれない。
何を考えてるのか…
「杏南にもちゃんと胸の谷間があるんだな…」
「えっ?」
自分の着ているバスローブが開けているのに気づき、慌てて襟元を掴んで胸の谷間を隠した。
「お互い様だな」
俊吾さんはベットから先に出て、眼鏡を掛け、iPhoneを持って寝室を出てしまった。
高級ホテルのベットは寝心地抜群で、このままずっと眠っていたいと思わせる。人を怠け者しちゃうダメなベットだ。
「!?」
カラダが金縛りにあったかのように身動きが取れない。
目を覚ますとシャープな顎のラインが見え、長い睫毛が色っぽい影を落としていた。
俊吾さんの両腕がガッチリと私のカラダを抱き締めていた。
「俊吾さん!?」
私はカラダを捩り、必死に藻掻いて眠る彼を起こした。
「もう少し甘い声で呼べよな・・・杏南」
彼は瞳を開いて、至近距離で私を見つめる。
「何で…ベットに居るの?」
「・・・さあっ、何でだろうな…」
俊吾さんはカラダを起こしてサイドテーブルのiPhoneをスライドさせ、時間を確かめた。
「六時二分か…」
開けたバスローブの襟元から覗く筋肉質な胸板。
細身のスーツを着ている割には程よい筋肉質な体格かもしれない。
何を考えてるのか…
「杏南にもちゃんと胸の谷間があるんだな…」
「えっ?」
自分の着ているバスローブが開けているのに気づき、慌てて襟元を掴んで胸の谷間を隠した。
「お互い様だな」
俊吾さんはベットから先に出て、眼鏡を掛け、iPhoneを持って寝室を出てしまった。