契約ウエディング~氷の御曹司は代役花嫁に恋の病を煩う~
黒崎さんの運転で湾岸線を通り、無事に『ドラゴンホテル・東京ベイ』に到着した。
ベントレーは正面ロビーの車停めに停車。
俊吾が先に下りて、身重の私に向かって手を差し伸べる。
私は彼の手をそっと握り、降車した。
「本当に俊吾は過保護なんだから…」
「…君は身重のカラダだ。何かあれば…困る」
ベントレーは地下の駐車場へと向かった。
「副社長」
淡路さんがロビーで私達を待っていた。
「淡路」
三人でパーティ会場となる大広間にエレベーターで移動し、脇にある控室でパーティの開場を待った。
控室を誰かがノックする。
「誰だ?淡路」
「お待ちください…」
淡路が相手を確かめにドアに歩み寄って行った。
「副社長…酒井衆院議員とご子息の亨彦様です」
その名前を訊いた途端、私の動悸が激しく高鳴った。
「淡路…頼む…今は電話中だと断わってくれ」
「…どうしてですか?」
「いいから…命令だ」
俊吾は私の様子を見て、淡路さんに強い口調で言い放った。
「分かりました…」
淡路さんは首を傾げながらも俊吾の命令に従う。
ベントレーは正面ロビーの車停めに停車。
俊吾が先に下りて、身重の私に向かって手を差し伸べる。
私は彼の手をそっと握り、降車した。
「本当に俊吾は過保護なんだから…」
「…君は身重のカラダだ。何かあれば…困る」
ベントレーは地下の駐車場へと向かった。
「副社長」
淡路さんがロビーで私達を待っていた。
「淡路」
三人でパーティ会場となる大広間にエレベーターで移動し、脇にある控室でパーティの開場を待った。
控室を誰かがノックする。
「誰だ?淡路」
「お待ちください…」
淡路が相手を確かめにドアに歩み寄って行った。
「副社長…酒井衆院議員とご子息の亨彦様です」
その名前を訊いた途端、私の動悸が激しく高鳴った。
「淡路…頼む…今は電話中だと断わってくれ」
「…どうしてですか?」
「いいから…命令だ」
俊吾は私の様子を見て、淡路さんに強い口調で言い放った。
「分かりました…」
淡路さんは首を傾げながらも俊吾の命令に従う。