契約ウエディング~氷の御曹司は代役花嫁に恋の病を煩う~
総部のフロアを出ると、他の部署の人達も廊下に出て来て、私を見送ってくれた。
エントランスに下りると濱部社長と奈那子さんの姿が見えた。
「お疲れ様・・・長谷川杏南さん。
元気で可愛い赤ちゃんを産んで下さい。『ハートフル化粧品』従業員一同、貴方の復帰をお待ちしています…」
「濱部社長…」
「花束とお荷物…私がお持ち致します‥杏南様」
私のお迎えに来た黒崎さんが私の持っていた花束とプレゼントを受け取った。
「ありがとう御座います…」
産休を取得する女性社員には従業員総出で、見送るのが習わしだけど…いざ、自分の番になれば、感動してしまって、涙が止まらなかった。
「ありがとう御座います…濱部社長」
「産まれたら、『LINE』送ってね…長谷川さん」
「はい…」
エントランスに下りると濱部社長と奈那子さんの姿が見えた。
「お疲れ様・・・長谷川杏南さん。
元気で可愛い赤ちゃんを産んで下さい。『ハートフル化粧品』従業員一同、貴方の復帰をお待ちしています…」
「濱部社長…」
「花束とお荷物…私がお持ち致します‥杏南様」
私のお迎えに来た黒崎さんが私の持っていた花束とプレゼントを受け取った。
「ありがとう御座います…」
産休を取得する女性社員には従業員総出で、見送るのが習わしだけど…いざ、自分の番になれば、感動してしまって、涙が止まらなかった。
「ありがとう御座います…濱部社長」
「産まれたら、『LINE』送ってね…長谷川さん」
「はい…」