契約ウエディング~氷の御曹司は代役花嫁に恋の病を煩う~
ハネムーン
「後はお願いしますね」と黒崎さんはそう言って邸宅に帰ってしまった。
着替えを終えリビングに戻って来た俊吾さん。
スポーツブランドのトレーニングズボンに白いTシャツとラフな部屋着を着ていた。
「黒崎さん、帰りましたね」
「あぁ」
私は二人分のカレーライスを装い、ダイニングテーブルに並べた。
十人掛けのダイニングテーブル。
二人だけの私達には広すぎる。
一番手前の椅子に向かい合わせで腰を下ろした。
「俊吾さんは晩酌にワインを飲むと黒崎さんから訊いたので用意しました」
「サンキュー」
「海老や蟹の甲殻類以外は何でも食べると訊きました」
「あぁー甲殻類は元々小麦と同じでアレルギーがあったから…」
「そうなんだ…」
「それよりも早く食べさせてくれ。俺はお腹がペコペコだ」
「ゴメンなさい…」
「いただきます」と互いに合掌し、夕食を食べる。
着替えを終えリビングに戻って来た俊吾さん。
スポーツブランドのトレーニングズボンに白いTシャツとラフな部屋着を着ていた。
「黒崎さん、帰りましたね」
「あぁ」
私は二人分のカレーライスを装い、ダイニングテーブルに並べた。
十人掛けのダイニングテーブル。
二人だけの私達には広すぎる。
一番手前の椅子に向かい合わせで腰を下ろした。
「俊吾さんは晩酌にワインを飲むと黒崎さんから訊いたので用意しました」
「サンキュー」
「海老や蟹の甲殻類以外は何でも食べると訊きました」
「あぁー甲殻類は元々小麦と同じでアレルギーがあったから…」
「そうなんだ…」
「それよりも早く食べさせてくれ。俺はお腹がペコペコだ」
「ゴメンなさい…」
「いただきます」と互いに合掌し、夕食を食べる。