契約ウエディング~氷の御曹司は代役花嫁に恋の病を煩う~
「まさか…小泉さん貴方…今流行のソロウエディングしたの?」
「いえ…ちゃんと相手は居ます…」
「えっ?何処の誰??」
「誰って…それは…」
「『リバティジャパン』の長谷川社長だよ…」
海外事業部の相馬圭斗(ソウマケイト)部長が代わりに答えた。
彼は『ソーマ』の相馬耶刃(ソウマヤトウ)会長の孫。私が今密かに憧れている人。
マリンスポーツが趣味で、年中小麦色で野性味あるフェロモンの持ち主。
「えっ!?あの氷の御曹司(アイスプリンス)言われているIT界の王子様??」
御曹司フリークの香川さん。
俊吾さんのコトも知っていた。
「それよりも…香川さん、航空券」
「航空券なら、秘書の飛田さんに渡しましたよ。相馬部長」
「そう?分かった…」
相馬部長は踵を返し、フロアを出て行く。
私は四階の企画部に行こうとエレベーターホールに向かった。
「いえ…ちゃんと相手は居ます…」
「えっ?何処の誰??」
「誰って…それは…」
「『リバティジャパン』の長谷川社長だよ…」
海外事業部の相馬圭斗(ソウマケイト)部長が代わりに答えた。
彼は『ソーマ』の相馬耶刃(ソウマヤトウ)会長の孫。私が今密かに憧れている人。
マリンスポーツが趣味で、年中小麦色で野性味あるフェロモンの持ち主。
「えっ!?あの氷の御曹司(アイスプリンス)言われているIT界の王子様??」
御曹司フリークの香川さん。
俊吾さんのコトも知っていた。
「それよりも…香川さん、航空券」
「航空券なら、秘書の飛田さんに渡しましたよ。相馬部長」
「そう?分かった…」
相馬部長は踵を返し、フロアを出て行く。
私は四階の企画部に行こうとエレベーターホールに向かった。