契約ウエディング~氷の御曹司は代役花嫁に恋の病を煩う~
翌日。
いつものように出社した。
「妊娠おめでとう!!長谷川さん」
「えっ?」
総務部フロアに入った途端、お局の香川さんの思わぬおめでたの祝福の言葉に戸惑った。
「昨日、産婦人科行ったんでしょ?」
「え、あ・・・」
病院に行くと言って有休と取った私。
香川さん達は勘違いしてしまった様子。
でも・・・『産婦人科』ではなく、『心療内科』だとは言えなかった。
精神科に分類される心療内科…まだまだ、偏見が多い。
「それが…私の勘違いでした!」
と笑顔を貼り付け、誤魔化す。
「勘違い??」
「はい、単に体調で遅れていただけです…すいません」
周囲から期待される妊娠のプレッシャーに私自身、ストレスを感じていた。
いつものように出社した。
「妊娠おめでとう!!長谷川さん」
「えっ?」
総務部フロアに入った途端、お局の香川さんの思わぬおめでたの祝福の言葉に戸惑った。
「昨日、産婦人科行ったんでしょ?」
「え、あ・・・」
病院に行くと言って有休と取った私。
香川さん達は勘違いしてしまった様子。
でも・・・『産婦人科』ではなく、『心療内科』だとは言えなかった。
精神科に分類される心療内科…まだまだ、偏見が多い。
「それが…私の勘違いでした!」
と笑顔を貼り付け、誤魔化す。
「勘違い??」
「はい、単に体調で遅れていただけです…すいません」
周囲から期待される妊娠のプレッシャーに私自身、ストレスを感じていた。