契約ウエディング~氷の御曹司は代役花嫁に恋の病を煩う~
俊吾が先に出社。
私は黒崎さんの送迎車で会社に向かう。
「杏南様貴方は一体、何の病気なんですか?」
「私…大学時代…サークルの先輩にレイプされたんです…」
私と俊吾の間で右往左往する黒崎さんには話をした。
「…それがトラウマになって…未だに俊吾とコトを男として受け入れられなくて・・・」
黒崎さんは黙ってしまった。
「それで…俊吾の知り合いの心療内科医の先生のカウセリング受けているんです。でも・・・道のりは険しくて…」
何よりも周囲が私達の子供を切望していた。
「私…俊吾と別れた方がいいですよね…だって…今の私は完全に俊吾のお荷物だし」
「俊吾様はどう言ってます?」
「別れないって…」
「じゃ別れるのは得策ではありませんね…」
「でも・・・」
「浩平は知ってます?」
「いいえ…」
「分かりました…私の胸の中に留めておきます…」
「黒崎さん…私…」
「…俊吾様は本当にココロから貴方のコトを愛しています…だから、貴方はそばに居てあげてください」
「黒崎さん…」
私は黒崎さんの送迎車で会社に向かう。
「杏南様貴方は一体、何の病気なんですか?」
「私…大学時代…サークルの先輩にレイプされたんです…」
私と俊吾の間で右往左往する黒崎さんには話をした。
「…それがトラウマになって…未だに俊吾とコトを男として受け入れられなくて・・・」
黒崎さんは黙ってしまった。
「それで…俊吾の知り合いの心療内科医の先生のカウセリング受けているんです。でも・・・道のりは険しくて…」
何よりも周囲が私達の子供を切望していた。
「私…俊吾と別れた方がいいですよね…だって…今の私は完全に俊吾のお荷物だし」
「俊吾様はどう言ってます?」
「別れないって…」
「じゃ別れるのは得策ではありませんね…」
「でも・・・」
「浩平は知ってます?」
「いいえ…」
「分かりました…私の胸の中に留めておきます…」
「黒崎さん…私…」
「…俊吾様は本当にココロから貴方のコトを愛しています…だから、貴方はそばに居てあげてください」
「黒崎さん…」