大好き君
すでに遅かった。車内のスピーカーから、終点の駅に着くアナウンスが流れた。
彼女のことが頭の中をよぎる。彼女は、介護関係の仕事をしていると言っていた。
今日の合コンがフラッシュバックしているのか?魔法が解けたのか?
彼女が目の前にいた。
「あなたの連絡先をおしえてくだい!」
「えっ?僕のですか?」
…目を伏せた瞬間に、彼女は消えた。
白い蛾が彼女?それともおばさん…。
それはそうだ。
知り合いからの紹介で
素性もわからないのに
連絡先なんか教えないのが、当たり前。
家に、真っ直ぐ帰る気になんかなれない。
人間は、所詮ひとり。
強がっても、本当は寂しい。
結局、真っ直ぐ家に帰った。
明日も仕事だ。
運命の大好き君に会える日を
夢見て、生きて行こう!
いつかは、(大好き)君に会えますように!
-End-
彼女のことが頭の中をよぎる。彼女は、介護関係の仕事をしていると言っていた。
今日の合コンがフラッシュバックしているのか?魔法が解けたのか?
彼女が目の前にいた。
「あなたの連絡先をおしえてくだい!」
「えっ?僕のですか?」
…目を伏せた瞬間に、彼女は消えた。
白い蛾が彼女?それともおばさん…。
それはそうだ。
知り合いからの紹介で
素性もわからないのに
連絡先なんか教えないのが、当たり前。
家に、真っ直ぐ帰る気になんかなれない。
人間は、所詮ひとり。
強がっても、本当は寂しい。
結局、真っ直ぐ家に帰った。
明日も仕事だ。
運命の大好き君に会える日を
夢見て、生きて行こう!
いつかは、(大好き)君に会えますように!
-End-