ずっと、そばに


私、生きてていいのかな………



今だって、私、翔馬先生の負担にしかなってない。


翔馬先生といると、心が軽くなるから話す前まで、忘れてたけど…


ここにいたって何も役に立たない…


私の存在なんて必要ないのかも…



「うっ………ワーン 私…なんて………生まれな …け…れ…ば ヒック

私なんて………いら……ない…の 」



「俺には陽菜ちゃんが必要! 」



今まで黙って私の話を聞いていた翔馬先生が言葉を遮るようにそう言った。


驚いた私は思わず顔を隣の翔馬先生の方に向ける。



翔馬先生の真剣な瞳は真っ直ぐ私を捕らえ、目を反らせなかった。



「だから、そんなこと言うな 」


「……… 」



声が低く命令口調。

始めて聞く声に息を呑む。



「陽菜ちゃんがの口からそんな言葉聞きたくない。もっと自分を大事にして 」



そっと抱き寄せられて、私の体は翔馬先生の胸に受け止められた。


何度も何度も優しく背中を上下に往復させる手が

とても心地良い



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