ずっと、そばに
そして、私と
『ずっと、そばにいる 』
そんな約束までしてくれた。
まだまだ、結婚なんて想像できないし、
年齢的にも結婚なんてまだ無理なのに
まるでプロポーズみたいに…聞こえた。
私も翔馬が大好き。
今すぐ、会いたい。 そばにいきたい
このまま死んじゃうなんて嫌。
心からそう思った瞬間、
体がとんでもない痛さに襲われる。
どうしよう………
誰もいないし、それどころか空もなく朝、夜もない。
世界でこんな風になるなんて…
どうしたらよいかなんてわかるわけ…
「はぁ……もう、限界………なんで、死にたくなんて…ないのに… 」
やっぱり、翔馬に再会する前、死にたいなんて思っていたからバチが当たったのかな?
だから、全部思い出した後にこんな目に…
…もう何がなんだかわからないのに、
心が握りつぶされるように苦しい。
足は、死の恐怖と体の苦しさで、支える力を無くし、
白い地面に倒れ込んだ。
そして、そのまま痛さに耐えられなくなると
視界から真っ白な世界は消えていった。