ずっと、そばに
ヤバイっ、発作の予兆だ。
死んだって構わない…なのに
それなのに、発作の痛みは怖い。
深呼吸...深呼吸...
必死ににそれを繰り返していると、
強烈なほど心臓は痛くならずに済んだ。
良かった。 あの恐怖の痛さが来なくて。
だけど。体の状態はどんどん悪くなっている。
熱高いのに走ったのもあるし、
何よりこの寒さ…
診察がしやすくなるから、生地も薄くて
かなりゆったりしたパジャマ1枚。
冷たい風が吹きつけてくれば、
体に直接当たるかのように、寒い。
その上服の隙間から冷えきった空気が入ってきて
体温がどんどん奪われていく。
そんな中でとんでもない考えが頭に…
ここで眠ったら楽に死ねるんじゃないかって
体温が下がるから…
今は、確かに歯を食いしばるほど、辛い。
でも、眠って意識さえなくなれば…きっと………