ずっと、そばに
この暗い性格がいけないんだ。
小さいころから、自分の気持ちを言うのが苦手で、
感情とかも顔に出すことができない。
だから、友達とかもできるわけもなく。
みんなから何考えているのかわからない、気持ち悪い人って言われる。
翔馬先生の前でだけは、違った自分みたいに笑ったり、気持ちを言ったりできたけど…。
それは、心を開けたから。
安心できる状況じゃないと、私は何も言えない弱虫。
ああ…もう、考えるのはやめよう。
考えれば考えるほど、自分の嫌なところが見えてきてしまう…
思い切りベッドに倒れ込んだ。
まだお昼すぎ…
カーテンも開いてて太陽が差し込んでくる。
けど、急に睡魔が襲った。
私は心臓が壊れかけているからなのか体力がない
その上入院中は一日中ベッドの上にいたから
病気から帰るだけで体力が底をつきた。
目を瞑ると徐々に意識が遠のいていき、
眠りについた。