一日限定カップル
「未来!!」

バイトが終わると同じ大学の彼氏、中山 広樹が外で待っていてくれた。

私はニッコリ笑って手を振る。

「お待たせ〜」



ふと、隣を見ると。

私達とは全く逆で。

女の子が外で待っていた。

そこに尚志が駆け寄って…



ふーん、そうなんだ。



ひっ!!

目が合った…



「お、お疲れ様です…」

そう言うと。

頭だけ、下げられた。



何とか言えよ!!

私だけが恥ずかしいじゃない!
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