今日も、私は瀬那先生を誘惑します。
「着た感じはどう……」
寝室につむぎが来た気配がしたので、俺はベッドから起き上がり……そう聞いた。
目の前には……俺が用意した上のスウェットだけを着ているつむぎ。
……もちろん、下はなにも履いてないように見える。
「あれ?ズボンなかったか……?」
「ズボン履いてみたんですけど、私にはゆるくて落ちてきてしまって。でも、上のスウェットが大きめなので、これで大丈夫です」
いや、俺が大丈夫じゃない。
なんだこのエロすぎる格好は……。
そんな格好でいられたら、あっという間に襲ってしまいそうだ。
「その格好は完全にアウトだな」
「え?アウト?」
「かわいいってことだよ」
つむぎは本当に俺がかわいいとしか思ってないと思っているみたいで、子どものように無邪気に喜んだ。
……ここにきて、つむぎの天然が俺の理性を邪魔してくるとは。
教師でありながら、さすがに予想できなかった。
「とりあえずもう寝よう」