今日も、私は瀬那先生を誘惑します。
あ……なんかだめだ……。
本当に、意識が朦朧としてきた。
「瀬那、先生……?あの……」
「……うう……」
「え?瀬那先生……⁉︎大丈夫ですか⁉︎」
教師であろうこの俺が……彼女のお尻を触ったまま体が動かなくなるなんて。
これは、熱なのにつむぎに手を出した罰だ。
どうやら……調子に乗った俺は、また熱が上がってきたみたいだ。
服をすぐに整えたつむぎが、急いで水と氷枕を持ってきてくれた。
一気に頭が冷やされ。少し楽になる。
自然と気持ちも冷静になってきた。
欲に勝てずに、まんまとつむぎの誘惑に負けた。
つむぎの体を触りまくり、しまいには熱が上がって看病されるって……こんなに情けないことはない……。
反省しながらも、睡魔が襲ってきたことにより、俺は気づくと寝ていて……次起きたときには、朝になっていた。