今日も、私は瀬那先生を誘惑します。

「えっ、あ、瀬那先生……っ」

「つむぎ、おはよ」

「おはようございます……」

「つむぎは、寝起きもかわいいな」



わかりやすく照れるつむぎ。



「瀬那先生、体調もう良くなったんですか……？」

「あぁ。つむぎのおかげで」

「それはよかったです」

「……ということで、昨日の続きしていい？」

「えっ、ちょ、瀬那せんせ……っ」



俺は布団をどかし、つむぎに覆いかぶさった。

俺を見上げながら、焦るつむぎ。

そんなつむぎの反応がかわいくて、首元に顔を近づける。



「朝からは、さすがに……っ」



いやがられると、さらにしたくなってしまうのが男という生き物で。

首筋を噛むようにキスをすると、つむぎは昨日のように甘い声を出す。



「瀬那せんせ……っ」



２人だけでいるときは先生をつけないでほしいと言ったけど……いざ甘い声で言われると、それはそれでたまらない。



「ごめんね」

「……へ？」

「つむぎの反応がかわいくて、ついからかっちゃった」