この俺が男子校に?!
そして担任の先生が入ってきた。
入ってきたその瞬間歓声が巻き起こる。
なんにせよ担任の先生めっちゃ可愛いんだもん!そりゃ歓声が巻き起こりますわな〜
でも話長ぇな…
そう、もう15分はたっただろう…初めましてから自分語りと…俺は言っちゃかんけどつまらん話だとすげぇ眠たくなるんすわ〜。それが今なんだわ。
ってことでおやすみ!俺は先生の話がだんだん遠のいていった。


誰かが俺を揺さぶっている…
でも俺はまだ寝たいため無視をした
「…る……い!…は…お…ろ!」
ん〜うるせぇな〜もううるせぇ子にはキスしてくちふさいじゃうぞ!
その瞬間俺は目を見開いた…というか痛みと驚きで目がさえた
俺の目の前にはげんのドアップの顔があったのだから
「った〜!なんだよ!」
「起きなかったお前が悪い!何回も呼んだんだぞ?そしたらお前俺の首に手を回してキスなんてしようとしてくんだから…たまったもんじゃねぇよ〜全く」
俺は昔から寝相が悪いというかなんというか、起こされることが嫌いで、何故かキスして口塞いでやろうって思ってしまうやつだ…だからみんなからはキス魔って言われるぐらいだしな〜
俺だって治してぇんだけどさ
「だからって叩くことねぇじゃんか〜。あ!なぁなぁ〜げん!」
「なんだよ!」
「俺たちの担任の先生ちょ〜可愛かったな!」
「って…話逸らすなや!だな、めっちゃ可愛かった!」
「そうだ!げんって彼女いないの?」
「いるわけねぇよ」
「え?カッコイイのに〜もったない〜」
「そういうはるはどうなんだ?」
なんだその顔は。俺をニヤニヤ見下した顔しやがって!
「俺?俺は…」
ーキャーッ
いきなり男たちの黄色い歓声が聞こえてきた。
男子の黄色い歓声っておかしいか?まぁそこんとこはいいとして…
「なんだなんだ?どうなってんだ?げん!」
耳が壊れちまう…
建物も歓声のおかげで地響きするぐらいだ…某日曜日にやっている人気のアニメのエンディングの家のようになってるぞこりゃ…
なんて俺が思っているとげんが驚いた声で
「はる…まさか知らんのか?」
「何が?」
「男子たちがキャーキャー言ってる理由」
「え?しらぬ!おしえて〜」
「はぁ…なるって奴と宙ってやつが通るといつもこ
うなんだよ…まぁ2人には関わらない方が身のためだと思うぞ」
「ほぉ〜わかった〜」
と、返事したのはいいのだが周りがうるさすぎて2人には関わらない方がいいということと、名前しか聞こえなかったんだよな。
「まぁ、あいつら横通るからわかると思うぞ!」
「ほーい!」
にしてもよく分からねぇな〜
げんが言うには、ふわふわ系の奴と…えっと俺様のやつか!
関わらない方がいいって言われても関わることがまずねぇからな〜。
ーキャーキャー
ここ男子校だろ?男がキャーってよくあんな声出んな…めっちゃ賑やかだなこの学校。
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