箱の世界~愛が導いた奇跡~
それにしても、あの時の香澄くんなんだったんだろう。
意識してるんだろうな。とは、思ったけど......。
楽しかった勉強会から帰る途中、カバンに入れていたスマホが着信を知らせる音を鳴らした。
近くの公園で確認すると、香澄くんからのメッセージだった。
「今日はありがとう。楽しい勉強会だったよ。」
ベンチに座り香澄くんに返事を打った。
その後も少し会話になるのかと思って待機してたら、次に来た会話は、私の予想をはるかに超えるよく分からない内容だった。
「瑚々ちゃん、あのね、お願いがあるんだ。学校では、お互い、今までどおりの呼び方にしてくれないかな?」
さっき、呼んで欲しいと言っていた香澄くんがなぜこんなことを言ったのか分からなかったけど本人の希望だし、「OK」と言って、私は帰路に戻った。
意識してるんだろうな。とは、思ったけど......。
楽しかった勉強会から帰る途中、カバンに入れていたスマホが着信を知らせる音を鳴らした。
近くの公園で確認すると、香澄くんからのメッセージだった。
「今日はありがとう。楽しい勉強会だったよ。」
ベンチに座り香澄くんに返事を打った。
その後も少し会話になるのかと思って待機してたら、次に来た会話は、私の予想をはるかに超えるよく分からない内容だった。
「瑚々ちゃん、あのね、お願いがあるんだ。学校では、お互い、今までどおりの呼び方にしてくれないかな?」
さっき、呼んで欲しいと言っていた香澄くんがなぜこんなことを言ったのか分からなかったけど本人の希望だし、「OK」と言って、私は帰路に戻った。