世界が終わるとき、そこに愛はありますか
後にも先にも、姉があたしに怒ったのはその時だけ。
〝雪花が死んだら悲しむ人はたくさんいる!!
私だって、愛結ちゃんや奈津ちゃんだってそう。
なんで分かんないの!?
雪花は生きてていいんだよ!!
生きててほしいんだよ!!
もう2度と死のうとなんてしないで。
私は絶対に雪花を死なせない。雪花を守る〟
その言葉、その時の涙、瞳、体温、すべてが忘れられない。
あたしはお姉ちゃんに助けられた。
今のあたしの身体にもくっきりと刻まれている数本の線がいつもそれを思い出させてくれる。
あたしはお姉ちゃんに助けてられて生きているんだ、と。
だからこそ。
だからこそ、復讐を果たすんだ。
絶対に─。
〝雪花が死んだら悲しむ人はたくさんいる!!
私だって、愛結ちゃんや奈津ちゃんだってそう。
なんで分かんないの!?
雪花は生きてていいんだよ!!
生きててほしいんだよ!!
もう2度と死のうとなんてしないで。
私は絶対に雪花を死なせない。雪花を守る〟
その言葉、その時の涙、瞳、体温、すべてが忘れられない。
あたしはお姉ちゃんに助けられた。
今のあたしの身体にもくっきりと刻まれている数本の線がいつもそれを思い出させてくれる。
あたしはお姉ちゃんに助けてられて生きているんだ、と。
だからこそ。
だからこそ、復讐を果たすんだ。
絶対に─。