世界が終わるとき、そこに愛はありますか
「ストーカー」
いろいろ調べてくれているはずなのに、ストーカーの話は1度もなかった。
「ストーカー?」
「お姉ちゃん…ストーカーに悩まされてたみたいなの。そのストーカーが誰だか知らない?」
そのストーカーがお姉ちゃんを殺した可能性だってある。
実際、ストーキングがエスカレートして殺人事件に発展した話だって何度も聞いている。
お姉ちゃんの件がそうだった可能性は十分にある。
「そもそも、莉愛にストーカーがいた話は知らなかった。その話、誰から聞いたんだ?」
「……唯さん…だけど」
それを聞き、深景さんは表情を曇らせた。
「…唯か。もう唯には近づくな。ロクなことにならない」
いろいろ調べてくれているはずなのに、ストーカーの話は1度もなかった。
「ストーカー?」
「お姉ちゃん…ストーカーに悩まされてたみたいなの。そのストーカーが誰だか知らない?」
そのストーカーがお姉ちゃんを殺した可能性だってある。
実際、ストーキングがエスカレートして殺人事件に発展した話だって何度も聞いている。
お姉ちゃんの件がそうだった可能性は十分にある。
「そもそも、莉愛にストーカーがいた話は知らなかった。その話、誰から聞いたんだ?」
「……唯さん…だけど」
それを聞き、深景さんは表情を曇らせた。
「…唯か。もう唯には近づくな。ロクなことにならない」