世界が終わるとき、そこに愛はありますか
涼side
─♪♪♪
─♪♪
登録していない番号からの電話だ。
「…今忙しいのに誰だよ」
深景から頼まれた仕事が多すぎて手一杯だってのに。
「もしもーし、今忙し─」
『涼くん!!あたし河下愛結だけど、覚えてる!?』
河下愛結…。
「あぁー…雪花ちゃんの友達の?」
たしかカラオケで隣に座ってた子だっけな…。
「ごめんね、愛結ちゃん。今手が離せなくて」
深景に頼まれた仕事は不備があったら怖いから他の仕事より手間がかかる。
それに、最近のあいつはかなり荒れてるから余計手が抜けない。
「また落ち着いたら掛け直すから一旦切─」
『待って!!雪花が…っ、雪花が心配で…っ』
「雪花ちゃん?」
─♪♪
登録していない番号からの電話だ。
「…今忙しいのに誰だよ」
深景から頼まれた仕事が多すぎて手一杯だってのに。
「もしもーし、今忙し─」
『涼くん!!あたし河下愛結だけど、覚えてる!?』
河下愛結…。
「あぁー…雪花ちゃんの友達の?」
たしかカラオケで隣に座ってた子だっけな…。
「ごめんね、愛結ちゃん。今手が離せなくて」
深景に頼まれた仕事は不備があったら怖いから他の仕事より手間がかかる。
それに、最近のあいつはかなり荒れてるから余計手が抜けない。
「また落ち着いたら掛け直すから一旦切─」
『待って!!雪花が…っ、雪花が心配で…っ』
「雪花ちゃん?」