世界が終わるとき、そこに愛はありますか
犯人
「広いね」
涼の家も、深景さん家と同じくらいの広さがある。
暖色が多く、生活感がある家だ。
男の一人暮らしって感じに、適度に散らかっている。
「深景ん家ほど綺麗じゃなくてごめんね。寝泊まりはできるだろうから、しばらくここにいたらいいよ」
涼に甘えてここまで来ちゃったけど…ホントに良かったのかな……。
「ね、雪花ちゃん。電話の用件って何だったの?」
あたしをソファに座るよう促す涼。
そのソファの横にはタンスが置いてあって、上にはたくさん写真が立てられている。
どれもこれもお姉ちゃんの写真だ。
捨てずに置いてるってことは、今でもお姉ちゃんのことを忘れないでいてくれてるんだね…。
涼の家も、深景さん家と同じくらいの広さがある。
暖色が多く、生活感がある家だ。
男の一人暮らしって感じに、適度に散らかっている。
「深景ん家ほど綺麗じゃなくてごめんね。寝泊まりはできるだろうから、しばらくここにいたらいいよ」
涼に甘えてここまで来ちゃったけど…ホントに良かったのかな……。
「ね、雪花ちゃん。電話の用件って何だったの?」
あたしをソファに座るよう促す涼。
そのソファの横にはタンスが置いてあって、上にはたくさん写真が立てられている。
どれもこれもお姉ちゃんの写真だ。
捨てずに置いてるってことは、今でもお姉ちゃんのことを忘れないでいてくれてるんだね…。