世界が終わるとき、そこに愛はありますか
「アンタがアタシのとこから出ていったせいでストレス発散の道具がなくなって大変だったのよぉ?責任、取ってくれるわよね??」
血走った目、逆立った髪の毛、支離滅裂な発言。
─狂ってる。
これは狂気だ─
とにかく、家の外まで逃げたら後は追ってこないはず…っ。
そう思い玄関に繋がる扉のノブを捻ったと同時に、シャッッと二の腕に鋭い痛みが走った。
肌を伝いポタポタと滴り落ちる血。
このままじゃ本当に危ない…っ
「逃げるつもり!?!?許さない!!今度こそ逃がさない!!!!」
「いやっ!!来ないで!!」
なんとかリビングを抜け出し、玄関まで這いつくばりながら移動する。
とてもじゃないけど、立つ気力も力もない。
「アンタがアタシの生活費稼ぎなさいよ!!アンタはアタシの奴隷なの!茉莉愛が死んであの子のカネもなくなったんだから、アンタが稼ぐ義務があるでしょ?それを放棄するつもり?そんなの許さない!」
血走った目、逆立った髪の毛、支離滅裂な発言。
─狂ってる。
これは狂気だ─
とにかく、家の外まで逃げたら後は追ってこないはず…っ。
そう思い玄関に繋がる扉のノブを捻ったと同時に、シャッッと二の腕に鋭い痛みが走った。
肌を伝いポタポタと滴り落ちる血。
このままじゃ本当に危ない…っ
「逃げるつもり!?!?許さない!!今度こそ逃がさない!!!!」
「いやっ!!来ないで!!」
なんとかリビングを抜け出し、玄関まで這いつくばりながら移動する。
とてもじゃないけど、立つ気力も力もない。
「アンタがアタシの生活費稼ぎなさいよ!!アンタはアタシの奴隷なの!茉莉愛が死んであの子のカネもなくなったんだから、アンタが稼ぐ義務があるでしょ?それを放棄するつもり?そんなの許さない!」