My Story (続)
その翌日から、父親の性虐待が始まったのだ。
最初は意味のわからないことを言っていた。「お前の体を俺が仕方なく確認してやる。俺の目は優れてるから服を脱げ。」言われるがままされるがままに慣れてしまっている私は、「男ってやっぱみんなそんなもんよな」とか思ってまた悲しい気持ちと傷ついた気持ちから逃げた。遮断した。その半年も経たないうちに、性虐待はエスカレートしていたように記憶している。
最初はそれこそ、触るだけ見るだけ。
< 4 / 19 >

この作品をシェア

pagetop